日本と西欧の住まいと光

住まいは光と密接な関係にあります。


自然光の存在いかんは敷地の選定に大きく左右し、デザイン住宅の内部に十分な自然光が確保できるかどうかは、その住まいの質を決める重要なファクターです。


今日の公営住宅が住戸計画上各戸に四時間の日照時間を確保することを義務づけ、また建築基準法が第一種住居専用地域、第二種住居専用地域、住居地域などで新しく建てる建物に、隣家、隣地に対し、制限以上の日影を与えてはならないとしているのも、このような光と住生活の関係を物語るものです。


しかし、日本において、住まいの上で、これほど日照の確保がうたわれたのは実に歴史が浅く、ここ数十年のことと言っても過言ではないでしょう。

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